General · 10 August 2026
JR東海髙島屋×アイスタイル、AI肌診断で新たな店舗体験
JR東海髙島屋とアイスタイルがAI肌診断を活用した共同イベントを実施し、対面接客とデジタルデータを組み合わせた新たな百貨店体験を提示した。
何が起きたのか
百貨店大手のJR東海髙島屋と、美容分野のプラットフォーム「@cosme」などを展開するアイスタイルが、AIによる肌診断技術を活用した共同イベントを実施したことがPR TIMESを通じて明らかになった。両社はこの取り組みを、店舗における新たな顧客体験の創出事例として紹介している。
公表内容によれば、イベントでは来店客が店舗内でAI肌診断を体験できる仕組みが設けられ、美容領域のデジタルデータとリアル店舗での接客を組み合わせる形で提供された。参加人数や診断結果の具体的な活用フローといった詳細な数値は明らかにされていないが、百貨店という対面接客中心の場に、デジタルの肌診断ツールを組み込んだ点が特徴となっている。
なぜ重要か
百貨店のようなハイタッチな接客チャネルに、AIによるパーソナライズ診断を組み込む取り組みは、対面接客とデジタルデータを掛け合わせる「フィジタル型」の顧客体験設計の一例といえる。来店客が自身の肌状態を客観的なデータとして把握できることで、店頭スタッフとの会話に具体的な根拠が生まれ、提案への納得感を高める効果が期待される。
行動経済学の観点では、AI診断という第三者的な裏付けを介することで、顧客は店頭での提案を一方的な販売行為ではなく、データに基づく助言として受け止めやすくなる。これは接客現場における信頼構築や意思決定支援の設計として、百貨店に限らず他の小売・サービス業態にも応用し得る視点である。
Renascenceの視点
この事例が示すのは、単なる「AIツールの導入」ではなく、対面接客の価値をデータによって補強するという設計思想である。多くの企業はデジタル化を効率化や省人化の手段として捉えがちだが、今回の取り組みはむしろ逆で、スタッフの提案力をデータで裏づけ、接客そのものの質を高める方向性を示している。
本質的な論点は「AIが肌を診断すること」自体にはない。診断結果をスタッフ
Sources
This briefing was written by our Newsdesk, synthesising reporting from the outlets below. Follow the links for the original coverage.
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