カスタマーサービス · 2026年10月12日
Doors Plus、8x8で店舗とコンタクトセンターを統合し通信費50%削減
豪建具小売Doors Plusが店舗とコンタクトセンターの通信を8x8のクラウド基盤に統合し、通信コストを50%削減した。
何が起きたか
オーストラリアの建具小売チェーンDoors Plusが、コンタクトセンターと各店舗の通信システムを8x8のクラウドプラットフォームに統合し、通信コストを半減させたことが明らかになった。これまで拠点ごとに分散していた電話やコミュニケーション基盤を一本化し、単一のクラウド環境で店舗運営とカスタマーサポートの両方を管理する体制へと移行した。
複数の報道によれば、同社は従来、店舗network全体で個別に運用されていた通信システムの複雑さとコスト負担に直面していた。8x8のプラットフォーム導入により、顧客対応窓口と店舗側のコミュニケーションを同一基盤上で統合管理できるようになり、運用の簡素化とコスト削減を同時に実現したという。
なぜ重要か
この事例は、分散した店舗網を持つ小売業者にとって、通信・コンタクトセンター基盤のクラウド統合が単なるIT効率化にとどまらず、顧客接点全体の一貫性を高める手段となり得ることを示している。店舗とコールセンターが同じプラットフォーム上で動くことで、顧客からの問い合わせ対応や店舗間の連携がよりスムーズになり、応対品質のばらつきを抑えやすくなる可能性がある。
小売・サービス業界では、物理店舗とデジタルチャネルの境界が曖昧になる中、バックエンドの通信基盤を統合することが、フロントラインでの一貫した顧客体験を支える土台になるという点も見逃せない。コスト削減効果に加え、将来的な機能拡張やオムニチャネル対応の基盤としての価値も期待される。
数字で見る
- 50%の通信コスト削減を、Doors Plusは8x8プラットフォームへの統合によって達成したと報じられている。
Renascenceの視点
多くの企業がクラウド統合を「コスト削減策」として語るが、本質的な価値はそこだけではない。通信基盤の統一は、顧客接点のデータと対応履歴を一元化し、組織全体で一貫した体験を設計し直す機会でもある。
コスト半減という数字は分かりやすいが、本当に注目すべきは、店舗とコンタクトセンターという従来分断されていた機能が同じ基盤でつながったという点だ。顧客は店舗で聞いたことをコールセンターで繰り返す必要がなくなり、従業員も顧客の文脈を引き継げるようになる。顧客志向の企業が次に問うべきは「いくら節約できたか」ではなく「この統合をどう使って、顧客と従業員双方の摩擦を減らせるか」である。
情報源
このブリーフィングは、弊社のニュースデスクが以下の情報源からのレポートを統合して作成しました。元の記事については、リンクをたどってください。
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