一般 · 2026年9月19日
RightTouch、かんぽ生命×アフラック「Acceleration Program 2026」に採択
CX・行動経済学に強みを持つRightTouchが、かんぽ生命保険とアフラック生命保険共同運営の「Acceleration Program 2026」に採択された。今後、両社との実証実験や事業化検討が進められる見通し。
何が起きたか
顧客体験(CX)や行動経済学の知見を活かしたUX設計・サービス改善を手がける企業RightTouchが、かんぽ生命保険とアフラック生命保険が共同で運営するスタートアップ協業プログラム「かんぽ生命 - アフラック Acceleration Program 2026」に採択されたことが明らかになった。
同プログラムは、両生命保険会社が外部のスタートアップ企業と連携し、新たなサービスやソリューションの創出を目指す取り組みである。今回の採択を受け、RightTouchは両社との協業を通じて、実証実験や事業化に向けた検討を進めていく見通しだ。
なぜ重要か
生命保険業界では、契約手続きの分かりやすさや顧客接点のデジタル化が長年の課題とされてきた。大手保険会社が外部のスタートアップとの協業プログラムを設け、社内リソースだけに頼らず知見を取り込む動きは、顧客体験改善のサイクルを加速させる一つの手段として位置づけられる。
行動経済学に基づくUX設計を強みとする企業が採択された点は、契約手続きや情報提供のあり方に、行動科学的な視点を組み込む可能性を示唆するものであり、保険という複雑な商品を扱う業界にとって示唆に富む動きといえる。
Renascenceの視点
大手保険会社によるアクセラレータープログラムは、しばしば広報的な意味合いが強く、実際の顧客体験への反映までには時間を要することが多い。今回の採択が実際のサービス改善につながるかどうかは、今後の協業内容の具体化を見守る必要がある。
保険商品は「分かりにくさ」そのものが解約や不満の温床になりやすく、行動経済学的な設計は本来、約款や説明の文言よりも、意思決定の瞬間に介入することでこそ効果を発揮する。RightTouchのような専門企業を迎え入れる保険会社が本気で成果を出そうとするなら、協業の焦点をパイロット的な実証実験に留めず、実際の契約プロセスや顧客対応フローの再設計にまで踏み込めるかが分かれ目になる。
情報源
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