学習目標
プレイヤーは、与えられたデザインの選択が、顧客の意思決定を助ける倫理的なナッジであるか、あるいは顧客を搾取するダークパターンであるかを判断し、その2つを隔てる原則を明確に説明できるようになります。
遊び方
準備
デザインの選択に関する実際のスクリーンショットや説明を15~20点集めます。例:事前にチェックされたボックス、デフォルトでオプトインされる設定、緊急性を煽るバナー、解約手続きの煩雑なフロー、役立つスマートなデフォルト設定など。部屋を2つの討論チームと、交代制の審査員パネルに分けます。
ルール
- ファシリテーターが1つのデザインを提示し、一方のチームに「倫理的なナッジ」、もう一方のチームに「ダークパターン」として議論するよう割り当てます。
- 各チームは90秒以内に、顧客の利益を判断基準として主張を展開します。
- 審査員パネルが裁定を下し、その判断の根拠となる原則を述べなければなりません。
- 次のデザインではチームが役割を交代し、全員が両方の立場を議論できるようにします。
- 裁定を記録し、ナッジとダークパターンの境界線に関する共通の定義を構築します。
振り返り
10分間かけて境界線を明確にします。以下の3つの質問を順に問いかけます。
- 今日、ナッジとダークパターンを分ける最も明確な判断基準は何でしたか?
- あなたの製品は、その境界線のどこに最も近く、どちら側に位置していますか?
- 倫理的な側にしっかりと立つために、明日変更するデフォルト設定やフローは何ですか?
強化されるCX原則
ナッジは選択者を助け、ダークパターンは選択設計者を助ける。セイラーとサンスティーンのナッジ理論は、デフォルト設定や摩擦が行動を強力に誘導することを示しています。問題は、それが誰の利益に資するかです。倫理的なナッジ(スマートなデフォルト設定、摩擦の排除)は顧客と協調して機能しますが、ダークパターン(強制的な継続、確認を促すシャミング)は同じバイアスを顧客に不利な形で利用します。顧客はいずれ操作に気づき、それを罰します。この討論形式は、商業的圧力の下で正しい側に留まるための判断力を養います。
形式
- 形式:対面またはバーチャル(2チーム討論)
- プレイヤー数:4~16名
- 所要時間:40~50分
- レベル:高
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